今年も見てきました、西宮今津高校の
総合学科発表会
天気にも恵まれ、とても晴れやかな気持ちで発表会に伺うことが出来ました!
ふと、いつから西宮今津高校の生徒さんの発表を拝見しているか遡ると、なんと2014年だったよう。10年間見せていただき、毎年今津高校の生徒さんの
「社会で活躍できる力」
に毎年感心するばかりです。
さて、今年も
音楽の合唱や演奏、理科のフィールドワーク、NZ研修旅行
についてのお話をプレゼンをしていただきました。
フィールドワーク科学実習のお話を聞いているうちに、魚や生き物に興味のある高校生が増えてきているので、そうした子達にとってすごくいい機会だと実感しました。
他の高校ではしたくても出来ない実習は羨ましいばかりで、これを大学受験にもとても活かせるのでは?と思いました。
NZ研修旅行もとても楽しそうな雰囲気であることだけでなく、すべて英語で話されていたことが印象に残りました。いい経験をもとに、みんなの前でそれを発表するのはきっと緊張したことだと思いますが、とても分かりやすくお話をしてくださって聞き入ってしまいました。
そして、毎年一番楽しみにしている課題研究。
今年拝見した課題研究のテーマは
「人が惹かれるショーウィンドウとは何か」
そんなことを普段考えて生活していなかったので、とても興味深く見せていただきました!
西宮今津高校のみなさんの課題研究はいつも新しい目線でしっかり研究をされているだけでなく、今回の発表も大学の先生のアドバイスもいただいて改良されていたり、初めて拝見した10年前に比べて毎年、どんどん進化されているなと改めて実感しました。
最後にお話された3年生の方も入学してから卒業までに進路が変わった話をされていました。その変わる「きっかけ」を作ったのが高校で、その気づきがあったから新しい発見に出会えたのだろうと思いました。
私たち塾で働くとどうしても偏差値を意識してしまいます。
でも、その偏差値と同じように「相性」も大切です。
西宮今津高校に進学した阪神進学アカデミー卒業生たちも
「後伸び力」
が強かったのはきっと、合う学校を選べたことだと思います。
幼児教育やスポーツ、生き物、動物、アニメ、音楽…。
さまざまな好きなことを大切にしてくれる高校として、とてもわくわくする高校だと思います。阪神間にもあまりない総合学科ですが、その特徴をしっかりと進路選びの時にしてもらえたらと思います。
近年、大学受験でも注目される総合型選抜(旧AO)もこうした力を大切にされています。
「受験の勝ち方」
の一つとして、西宮今津高校の学びもこれからさらに注目されることだと思います。
西宮今津高校のみなさま、ありがとうございました。